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症例紹介・猫

猫 骨中心性扁平上皮癌(上顎)

猫 ミックス 14歳1か月 去勢雄 主訴 半年前から食事量が減り、体重も減少してしまいかかりつけの病院を受診。抗生剤と消炎剤を処方され、食欲不振が改善したので経過観察。 確定した診断はなく、今後に不安を感じて当院を受診されました。 口を開け...
口腔・顔面の病気辞典

犬猫の口腔内腫瘍

腫瘍ができやすい場所の第4位が口の中 当院では歯科、口腔内の診察を専門的に行っているため、「口腔内腫瘍」を診断、治療する事が多くあります。 口腔内腫瘍は稀なものではなく部位別に見ると4番目に多い腫瘍です。 腫瘍が発生しやすい部位の順番は、1...
口腔・顔面の病気辞典

口の中のメラノーマ(悪性黒色腫)

メラノーマ(悪性黒色腫)とは? メラノーマ(悪性黒色腫)は、色素(メラニン)をつくる細胞であるメラノサイトが癌化した腫瘍です。 ”黒色腫”の名前の通り、黒色や茶色の腫瘍が多いですが、まれに薄ピンクのものもあります。 悪性腫瘍をメラノーマ、良...
症例紹介・犬

右上顎 メラノーマ(悪性黒色腫)

犬 ミニチュアダックスフンド 15歳 避妊雌 主訴 ・口を痛そうにして・鼻汁、くしゃみが多いいる・4年前に歯科治療をしたがその後自然と歯が抜けた・3年前頃から口を気にする という主訴で当院に来院されました。 所見 口腔内は重度の歯周病を罹患...
症例紹介・犬

鼻腔内腺癌(鼻腺癌)

1か月前から1日数回鼻血が出るようになり、歯周病が原因じゃないかという事で往診専門の獣医師よりご紹介いただきました。
口腔・顔面の病気辞典

扁平上皮癌(へんぺいじょうひがん)

扁平上皮癌とは? 皮膚の表面や粘膜には、扁平上皮細胞という細胞が存在しており、皮膚の一番表面にある魚の鱗のような薄く平らな細胞です。 この細胞ががん化し、扁平上皮癌となります。 耳や鼻など皮膚全般、口腔内、爪の周囲に多く発生し、浸潤性が極め...
症例紹介・犬

犬の再生治療 歯肉欠損

犬 ミニチュアダックスフンド 9歳 去勢雄 主訴 ・無料の歯科検診で以前歯周病を指摘された・鼻汁や歯磨き後にくしゃみがでる・なるべく歯を残したい とのことで当院に来院されました。 所見 ・上顎切歯の歯肉の退行が見られたが、動揺はない・歯周病...
症例紹介・犬

棘細胞性エナメル上皮腫②

犬 ミックス 3歳10か月 去勢雄  6㎏ 主訴 1週間ほど前から歯ぐきが腫れているということで来院されました。 所見 犬歯の後ろの歯肉が腫れて表面の一部は潰瘍になっており、口蓋粘膜に浸潤している様子が認められました。 右上顎第一前臼歯は腫...
症例紹介・猫

猫 下顎骨骨折 

ミックス猫 2歳11か月  主訴 1か月前頃に右下顎の口唇粘膜に白いできものができ、かかりつけの病院を受診されました。その際に抗生剤と消炎剤を処方されて治療していましたが、改善が見られなかったので当院をご紹介いただき来院されました。 所見 ...
症例紹介・犬

高分化型線維肉腫 

3歳10か月 MIX犬18Kg 去勢雄 主訴 約3か月前に歯ぐきが赤く腫れてきたため、かかりつけの動物病院でCT検査、病理検査を実施されました。その際の病理検査結果は、歯肉過形成という診断でした。 慢性歯肉炎として、抗生剤や消炎剤内服、ステ...
症例紹介・犬

犬の悪性腫瘍 唾液腺癌 

12歳3か月 避妊雌 コーギー 16.2㎏ 主訴 首にしこりができているという事で来院されました。 所見 触診で左顎の唾液腺が腫れていることが確認されました。 腫れていたできものに針を刺して行った細胞診の結果から腫瘍を疑う所見が得られ、エコ...
症例紹介・犬

重度歯周病

猫 ミックス 15歳 主訴 強い口臭がするとのことで当院に来院されました。 初診時の肉眼的所見として、臼歯部での重度歯石付着、歯周ポケットから排膿を認めました。 口臭の原因として重度歯周病が疑われました。 感染症の治療とQOLの改善のため歯...
症例紹介・犬

重度歯周病

犬 トイプードル 13歳 主訴 食欲が低下し、口の周りを気にする様子が増えたとのことで、かかりつけの病院からご紹介いただき来院されました。 診察時には口臭強く、歯ぐきがかなり下がっていたため重度の歯周病が疑われました。 細菌感染症による全身...
症例紹介・犬

重度歯周病

口の中を観察すると歯石が重度にたまっており歯槽膿漏の状況がひどく認められたので、全身麻酔下で歯周病治療を行いました。
症例紹介・犬

重度歯周病 

13歳 ミニチュアダックスフンド 主訴 くしゃみ、鼻血が出るとの主訴でかかりつけの病院さまからご紹介いただき来院されました。 所見 すでに、上あごの犬歯には大きく歯石が溜まっており、明らかな歯肉の退縮を認められました。 診察時に見た目で分か...
症例紹介・犬

口腔内メラノーマ(悪性黒色腫)

※閲覧注意(手術の写真が出てきますご了承の上お読みください) 8歳 ポメラニアン 主訴・所見 口臭がする、口から出血するという主訴で来院されました。 口の中を見てみると左の下あごの歯茎にかなり大きな腫瘍が認められました。 飼い主さまは全く気...
無麻酔歯石除去

無麻酔歯石除去④

無麻酔歯石除去①②③をお読みの上こちらをご覧ください。 無麻酔歯石除去とは?①  無麻酔歯石除去の実際②  無麻酔歯石除去のリスク③ 以前に無麻酔歯石除去の経験があり、その後当院で歯科処置をした症例をご紹介します。 それぞれの特徴 症例① ...
口腔・顔面の病気辞典

口腔内腫瘍症例写真(犬)

犬の実際の口腔内腫瘍症例写真がこちらになります。 〇悪性メラノーマ 〇扁平上皮癌 〇線維肉腫 〇棘細胞性エナメル上皮腫 〇歯原性線維腫(エプリス) こちらも参考にしてみてください。 犬の口腔内にできる腫瘍TOP3 犬と猫にできる口の中の腫瘍...
口腔・顔面の病気辞典

犬の口腔内にできる腫瘍TOP3

犬の死因第1位である“がん” その中でも口腔内腫瘍は発生部位としては4番目に多い部位であり、犬では全腫瘍の6%を占めます。 口の中のしこりが見つけるだけでなく、口臭が強い、口から出血する、ご飯やお水がうまく飲めない、食欲が低下しているといっ...
口腔・顔面の病気辞典

犬の口腔内にできる悪性腫瘍

発生の多い順にメラノーマ、扁平上皮癌、そして線維肉腫となっています。 棘細胞性エナメル上皮腫は良性腫瘍に分類されますが、顎骨に浸潤することも多くあるためここでは悪性腫瘍の分類に含めています。 メラノーマ扁平上皮癌線維肉腫棘細胞性エナメル上皮...
口腔・顔面の病気辞典

犬と猫にできる口の中の腫瘍(基礎知識)

腫瘍には良性腫瘍と悪性腫瘍がある 腫瘍というのは“できもの”と呼ばれ最終的に生命の危機に陥る悪性腫瘍と命に影響を及ぼさない良性腫瘍があります。 良性腫瘍は増大スピードが遅く、周囲の組織に浸潤はせず、転移も起こしません。 しかし、悪性腫瘍はそ...
症例紹介・犬

下顎 口腔内メラノーマ(悪性黒色腫)

※注意!このブログ内には手術で切除した組織の写真があります。見られる方のみお読みください! ミニチュアダックス 17歳 主訴 他院で歯周病と診断されたが、左顎の腫れがどんどん悪化しているという事で、 セカンドオピニオンを希望 検査 注射針を...
口腔・顔面の病気辞典

犬猫の歯周病

歯周病とは 歯周病は、口の中にいる細菌が繁殖する事で歯を支える歯周組織に炎症が起こっている状態です。 歯肉の炎症だけの歯肉炎と歯槽骨まで破壊が進行した歯周炎に区別されます。 下図の一番左(健康な歯肉)の絵以外を全て含めて歯周病と言います。 ...
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