下顎 口腔内メラノーマ(悪性黒色腫)

症例紹介・犬
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※注意!このブログ内には手術で切除した組織の写真があります。見られる方のみお読みください!

ミニチュアダックス 17歳

主訴

他院で歯周病と診断されたが、左顎の腫れがどんどん悪化しているという事で、

セカンドオピニオンを希望

検査

注射針を刺し腫瘍の細胞を確認し、悪性黒色腫(メラノーマ)と確定診断しまし

この子の場合かかりつけの病院を受診したのが4か月前。

そして、現在はかなり巨大な腫瘍となっており首のリンパ節まで転移が確認されました。

その為、すでに切除しても根治は困難と考えられました。

手術

しかしご飯が食べにくくなっている為、少しでも楽になればという飼い主さまの希望より下顎の部分切除とリンパ節の切除をする事になりました。

腫瘍ごと切除した下顎

切除したリンパ節

経過

手術2週間後の外貌

現在はご飯も食べ元気に過ごしています。

今後は再発に注意しながら病院で検診を続けています。

見た目もほとんど変わりはありません。

むしろ以前よりスッキリしていて飼い主さまは大変満足されておりました。

口の中にできものを見つけたらすぐに動物病院に受診し、そしてそれが悪いものではないのかを確認してもらいましょう!

発見が早ければ悪性腫瘍でも完治が可能です!!

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