口腔外科

症例紹介・犬

歯石が大量!犬の重度歯周病

13歳 トイプードル 主訴 口の周りを触ると痛がるとのことでかかりつけの病院さまからご紹介いただき来院されました。 所見 診察時に口腔内の全ての歯に対し歯石の付着が重度である歯周病、また上あごの犬歯、その他の奥歯から排膿を認め、口内炎を起こ...
症例紹介・犬

若くてもなる!犬の若年歯周病

左右上あごの第一、第二切歯は骨に吸収があり抜歯し、右上あごの第二後臼歯は、今後の歯磨きが非常に大変になるために抜歯しています。
症例紹介・犬

短頭種の外鼻孔形成術

短頭種で症状のあるわんちゃんは、軟口蓋切除と外鼻孔形成の手術を若いうちにやる事が大切です。肥満のわんちゃんも注意が必要です。
症例紹介・犬

口臭に気づいたら?【重度歯周病】

猫 ミックス 15歳 主訴 強い口臭がするとのことで当院に来院されました。 初診時の肉眼的所見として、臼歯部での重度歯石付着、歯周ポケットから排膿を認めました。 口臭の原因として重度歯周病が疑われました。 感染症の治療とQOLの改善のため歯...
症例紹介・犬

乳歯が抜けない!【乳歯遺残】

犬 柴犬 1歳  主訴 かかりつけの病院さまにて歯並びが悪いとの指摘をうけたとの主訴で来院されました。 所見 診察時の肉眼的所見としては、乳犬歯がすべて遺残しており、それにり左下あごの永久犬歯が正しい位置に生えておらず、左上あごの第三切歯に...
症例紹介・犬

【重度歯周病】放置は危険!

犬 トイプードル 13歳 主訴 食欲が低下し、口の周りを気にする様子が増えたとのことで、かかりつけの病院からご紹介いただき来院されました。 所見 診察時には口臭強く、全体的に歯ぐきがかなり下がっていたため重度歯周病が疑われました。 細菌感染...
犬と猫の歯みがき

歯磨きジェルの使い方【歯科専門獣医師が解説】

歯磨きをする時に歯ブラシに歯磨きジェルを付けて磨いたほうがいい! こう考える方が多いと思いますが、、実はそうではありません。 それは「人の歯磨き粉」≠「犬猫の歯磨きジェル」だからです。 人は口をすすぐ事ができます。 しかし、犬猫ではそれがで...
症例紹介・犬

歯が折れた!奥歯の破折

犬 フレンチブルドック 9歳 主訴 ドライフードを食べたがらない、右上の奥歯が折れたという主訴で診察しました。 所見 診察時口の中を見てみると右上あごの第四前臼歯が縦に深く歯が折れていました。 神経(歯髄)に炎症を起こし疼痛を伴っている可能...
症例紹介・犬

小型犬の歯周病治療【重度歯周病】

口の中を観察すると歯石が重度にたまっており歯槽膿漏の状況がひどく認められたので、全身麻酔下で歯周病治療を行いました。
症例紹介・犬

目の下から膿!眼窩下膿瘍

11歳 トイプードル 主訴 左眼の下が腫れたを主訴として来院されました。 診察時には腫れは落ち着いていましたが、左目の下の皮膚には穴が開いて排膿していました。 口腔内の状況も悪いため歯周病によって目の下が腫れたものと診断されました。 確定診...
症例紹介・犬

重度歯周病で全顎抜歯!

13歳 ミニチュアダックスフンド 主訴 くしゃみ、鼻血が出るとの主訴でかかりつけの病院さまからご紹介いただき来院されました。 所見 すでに、上あごの犬歯には大きく歯石が溜まっており、明らかな歯肉の退縮を認められました。 診察時に見た目で分か...
症例紹介・犬

硬いものは注意!奥歯の破折

犬 ミックス 5歳  主訴 家で硬いものを噛んで歯が折れてしまったという事で来院されました。 所見 左上あごの一番大きな奥歯(第四前臼歯)がかなり縦に深く折れており、歯髄の部分が黒く変色していました。 治療 全身麻酔下にて、破折した歯を抜歯...
症例紹介・犬

口から出血!犬の口腔内メラノーマ(悪性黒色腫)

※閲覧注意(手術の写真が出てきますご了承の上お読みください) 8歳 ポメラニアン 主訴・所見 口臭がする、口から出血するという主訴で来院されました。 口の中を見てみると左の下あごの歯茎にかなり大きな腫瘍が認められました。 飼い主さまは全く気...
症例紹介・犬

攻撃行動予防の歯科処置②

かかりつけの病院さまよりご紹介いただきました症例です。 4歳 オス ペルシャ猫 主訴 飼い主さまへの咬傷回避の為の犬歯抜歯の希望とのことで来院されました。 飼い主さまが攻撃行動を受け酷く咬まれて顔や手足から流血するほどの外傷を負ってしまうた...
症例紹介・犬

攻撃行動予防の歯科処置①

かかりつけの病院様からご紹介いただきました症例です。 4歳 オス ラグドール 主訴 日常生活でご家族への攻撃行動を示してしまうため、まずは咬まれたときに問題になる、攻撃行動予防として犬歯及び切歯(前歯)の全抜歯をご提案させていただきました。...
口腔・顔面の病気辞典

口腔鼻腔瘻(こうくうびくうろう)

口腔鼻腔瘻(こうくうびくうろう)とは? 口腔鼻腔ろうとは上あごの歯に重度の歯周病がおこり歯周ポケット内の細菌が鼻の中まで入り込んでくしゃみや鼻から膿が出るような感染症に進行した状態を指します。 この病気は小型犬の中に多くみられます。 特にミ...
口腔・顔面の病気辞典

エプリス(周辺性歯原性線維腫)ってなに?

口腔内にできる良性腫瘍の一種で、犬では多くみられます。 どの犬種でも起こり得ますが、特にシニア犬で多く認められます。 エプリスは歯根を支える歯周靭帯から発生します。見た目は正常な歯肉が一部盛り上がって塊を形成しているように見えます。エプリス...
口腔・顔面の病気辞典

軟口蓋過長症ってなに?

軟口蓋(なんこうがい)とは? 軟口蓋とは、口腔の上側の硬い天井部分以降の、奥に続く柔らかい部分です。 その軟口蓋が、正常よりも長いことを、軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう)といいます。 軟口蓋が長いと、空気の通り道を狭くして、呼吸に...
症例紹介・犬

軽度歯周病!犬のクリーニング

当院では多く抜歯をしなければならない重度の歯周病の犬もいれば 抜歯なしでクリーニングのみの犬もいます。 今回は当院クリーニングをした2症例を紹介いたします。 ① 5歳 トイプードル  主訴 最近口臭が気になり、口の中を見た所歯石が多く付いて...
犬と猫の歯みがき

自宅で歯磨き!歯ブラシの選び方

犬猫用歯ブラシと言っても、大きさ、毛の密度、形状など様々なものがあります。 その中でもどのような目的で作られているのかを理解して選ぶことが大切です! 歯ブラシを選ぶときのポイント まずは、歯ブラシのヘッドの大きさです。 ヘッドの大きさが小さ...
症例紹介・犬

全顎抜歯!猫の歯周病治療 

当院は犬はもちろんのこと猫ちゃんの歯科治療の症例も多くあります。 この記事では猫ちゃんで比較的よく遭遇するお口の異常に対して行った治療をご紹介します。 ① 9歳 ミックス猫 全抜歯 【主訴】 口臭が強い 口を触られるのを嫌がる 歯が欠けてい...