舌にできた扁平上皮癌

症例紹介・犬

13歳11か月 去勢雄 トイプードル

主訴

・口臭が酷くなり、口を触ると嫌がり噛むようになった。
・今まで食べていたドライフードが食べれなくなり、ウエットフードしか食べない。
・ご飯をこぼしながら食べている。
・元々食欲旺盛な子がゆっくりしかご飯を食べれなくなった。

という主訴で来院されました。

所見
舌扁平上皮癌 
2019.11

全身麻酔下にて、口腔内の左側の舌下粘膜にできた腫瘍を確認しました。

腫瘍は採材し病理検査に出しました。

検査

病理検査の結果、扁平上皮癌と診断されました。

治療
舌扁平上皮癌  治療
2020.01

腫瘍に接触するのを防ぐために触れてしまう歯を抜歯しました。

また、歯根が吸収されてしまう吸収病巣と呼ばれる病変が複数の歯で認められたため、抜歯しました。

軽度の歯石が付着していたため、歯石除去も行っています。

経過
犬の舌扁平上皮癌 
1年後 2020.10
扁平上皮癌 犬
1年半後 2021.05 

抗生剤数種類、フィロコックスを処方、定期的に口腔内清掃しながら経過観察しました。

また、落ちていた食欲も歯科処置後から回復し、よく食べるようになりました。

扁平上皮癌 犬
2年2か月後 2022.01

初診時から2年半生存し、
最期の死因は腎臓病もしくは扁平上皮癌であるか不明です。

扁平上皮癌についての詳しい解説はこちら

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