NGなオモチャ?
実は、ペットショップやペットグッズ売り場には歯にとって良くないものが売られていることをご存知ですか?
それは「硬いオモチャやオヤツ」です。
代表的なものを下記に挙げますが、そもそも普通に考えて、愛玩犬に分類されているプードルやシーズーが鹿の角や蹄を噛むというのは不自然だと思いませんか?
こういったもの噛むと、歯の表面や歯茎を傷つけてしまい、強く噛めば歯が折れて神経が出ることもあります。
歯に細かい傷がつくと綺麗な白い歯に汚れがつきやすく黄色く着色してしまいます。
犬は硬いものを噛んで奥歯が折れる理由
・犬は奥歯でものを噛む
・肉を噛み切るために鋭く尖った歯がハサミの様にすれ違う構造になっていて、硬い物を噛むための歯ではない
・噛む力が強く、小型犬でも成人男性の約2倍、大型犬になると3〜4倍ほどある
未だに犬は硬い物を噛ませると歯が丈夫になって歯周病にならない。
という話しを聞くことがありますが、これは噛むことで唾液の分泌が促されるたり、噛むことで歯の表面が擦れて歯垢が落ちやすいからデンタルケアになるよというメリットしか見れてないものと思われます。
このメリットを期待するのであれば、弾力があるハサミで切れるオヤツ、繊維系のオモチャを選んでいただければ歯を傷つけることがなく歯周病予防につながります。
おもちゃは頑丈で長持ちするものを選びたくなりますが、鹿の角、牛の蹄、馬のアキレス、ヒマラヤチーズなど硬いおもちゃを与えてしまうと犬の歯が欠けてしまったり、折れてしまう危険があります。
おもちゃの硬さは選ぶ際の重要なポイントです!
正しいおもちゃの選び方はこちら