抜髄

犬と猫の歯みがき

歯磨きシートの使い方

歯磨きグッズのなかで比較的使いやすいのが歯磨きシートです。 歯ブラシを持たなくてもいいため、犬や猫の警戒心を減らすことができます。 指先の感覚で歯を触りながら擦る事で汚れを落としていきます。 工夫された歯磨きシートには歯垢を絡め取りやすく設...
症例紹介・犬

猫の若年性歯周炎

猫 ミックス 1歳 主訴 犬歯、臼歯(奥歯)の歯周炎を主訴として来院されました。 所見 診察時は、下あごの犬歯を除くすべての歯で重度の歯茎の炎症が認められ、下あごの切歯(前歯)は歯周病によって全て抜け落ちていました。 歯科レントゲンでは下あ...
犬と猫の歯みがき

犬と猫の歯磨きはなぜ必要?

犬と猫の歯磨きはなぜ必要? 普段診察していると下のような質問をされる事があります。 ・昔は歯磨きなんてしてなかったのに必要なの?・犬猫だし口臭があって当然でしょ?・ご飯も食べれてるし痛くないよね? 飼い主さまが犬や猫と同じ状況になった事を想...
犬と猫の歯みがき

歯磨きジェルの成分による違い

歯磨きジェルの成分による違い 歯周病に効果があり、犬や猫が飲み込んでも安全性が高い成分は限られています。 まず、ジェルを選ぶ際にはどういう目的で作られたジェルなのか、成分名を見て何が入っているのかを確認する事が大切です。 特に、犬や猫では口...
症例紹介・犬

猫のクリーニング

ついた歯石をそのままにしておくと、歯肉は炎症を起こし、顔が腫れてしまったり、中には歯の根っこが溶けて歯が勝手に抜けてしまう事もあります。 歯に痛みが出ると元気や食欲が低下する猫ちゃんもいます。 猫は犬に比べて口を触られるのが苦手なので、猫の...
犬と猫の歯みがき

歯磨きジェルの選び方

おすすめはどんなもの? 歯磨きジェル、デンタルジェルと言われるものは数多く存在します。 その中でちゃんと効果があるものを選ぶことはとても難しいと思います。 ネットでの口コミが良いから、広告が派手で効果が高そうだから、ペットショップや動物病院...
口腔・顔面の病気辞典

歯周病の続発症

歯周病の続発症とは? 歯周病は口の中にいる細菌が歯を支える歯周組織に炎症を起こす細菌感染症です。 この細菌感染症が重度に進行すると下記のような病気につながります。 内歯瘻(ないしろう) 深い歯周ポケット内の膿が口腔内の粘膜から排出している状...
犬と猫の歯みがき

絶対に与えてはいけないオモチャとオヤツ

NGなオモチャ? ペットショップやペットグッズ売り場に歯にとって良くないものが売られていることをご存知ですか? それは「硬いオモチャやオヤツ」です。 愛玩犬のプードルやシーズーが鹿の角や蹄を噛むというのは不自然だと思いませんか? 代表的なも...
犬と猫の歯みがき

正しいおもちゃの選び方

正しいおもちゃを選びましょう 人間用のものではなく犬用に作られたおもちゃを与えることが大切です。 なぜなら、小さすぎるものは、遊んでいるうちに誤って飲み込んでしまう可能性があり、のどや消化管に詰まると大変危険です。 犬の年齢、体の大きさに適...
口腔・顔面の病気辞典

虫歯

猫では論文上、虫歯の報告はなく虫歯にならないと考えられています。 犬では虫歯の症例が稀に見られます。犬において”虫歯”になりにくい理由は以下のように考えられています。 〇歯が尖った形状をしている為、歯の表面に虫歯菌が付着しにくい 〇唾液に含...
口腔・顔面の病気辞典

口内炎(こうないえん)

口内炎(こうないえん)とは 猫の口内炎は現在、「歯肉口内炎」や「尾側口内炎」(Feline Gingivostomatisis)と定義される猫特有の病気であり、QOLを著しく低下させる代表的な疾患です。 この疾患は歯周病で起こる歯肉や歯槽粘...
口腔・顔面の病気辞典

猫の破折

原因 まず、猫と犬では折れやすい歯に違いがあります。 猫は走り回ったり高所から落下したり、交通事故で顔面をぶつけた時に歯を折ってしまう事が多く、通常は犬歯が折れます。元気で走り回っている比較的若い年齢の子に猫の破折は多く見られます。 特に犬...