５歳 トイプードル
主訴
前歯がぐらつくとの主訴で来院されました。
所見
診察時、左右の上あごの第一、第二切歯（前歯）の動揺が認められました。
全体的に綺麗に見えましたが歯石の付着はところどころ確認できました。
ぐらぐらする歯の歯周検査や歯根の状態把握のために、全身麻酔下での歯周病治療が必要であることをお伝えしたところ同意を得ましたので処置となりました。
治療
歯科レントゲン検査を行ったところ、左右の上あごの第一、第二切歯は骨に吸収があり抜歯しました。
また、右上あごの第二後臼歯（奥歯）は、今後の歯磨きが非常に大変になるために抜歯しています。
その他の歯に対してはすべてクリーニングの処置を行いました。
経過
3日間は柔らかいフードを与えていただくことと、処置翌日以降にお口が痛くないことを確認して歯磨きを始めて頂くようにお伝えしています。
２週間後の検診では経過良好で治療終了となりました。
