3歳 雄 フレンチブルドック
主訴
いつ折れたのは不明だが歯が折れていることに気が付き、かかりつけの病院を受診され,
当院をご紹介いただき来院されました。
所見
目視で右側第四前臼歯の破折を確認できました。


ヒマラヤチーズを与えていたとのことなので、硬いものを噛んで歯が折れてしまったと思われます。
硬いおもちゃや硬いおやつはとても危険です。こちらをご参考下さい。
治療
飼い主様とご相談した結果抜歯の処置を希望されましたので、全身麻酔下にて破折した歯の抜歯処置を行いました。
また、軟口蓋過長が見られましたので飼い主様にご説明し、正常よりも長くなってしまっている状態の軟口蓋を切除しました。(青丸の部分)


軟口蓋過長症とは特にブルドッグやパグ、フレンチブルドックなどの短頭種に多くみられる先天性の疾患で、その中でも肥満の犬は要注意です!
軟口蓋過長症は若いうちの外科治療が効果的です。
※去勢手術も希望されましたので同時に行っています。
経過
10日後の検診では抜歯部位は問題なく経過良好でした。
長かった軟口蓋を切除し正常の長さになったことにより、いびきが減った、呼吸がしやすくなったと飼い主様がおっしゃっていました。
・寝ているときにいびきをかく
・呼吸時、興奮時にガーガーという音がする、息苦しそう
このような症状が見られる場合はご相談ください。






