7歳 ロシアンブルー 去勢雄
主訴
1年半前に口内炎を指摘されたが他院の方針で特に治療はしておらず、今回は食欲低下や口を痛がる様子があり、それに加えて出血がみられたので治療をしたいと思い当院に来院されました。
所見
口腔内は赤くひどく腫れており口内炎が確認できます。
口内炎の根本的な治療には外科的治療(抜歯)が必要であることを説明させていただきました。

猫の口内炎について詳しくはこちらをご参考ください。
治療
全身麻酔下にて観察したところ重度の歯肉口内炎が認められたため、全顎抜歯をすることとしました。
※全顎抜歯とはすべての歯を抜歯することです。




全顎抜歯をしたことにより、口腔内の口内炎は良化していき、痛みも引いていくと思われます。
痛みが改善されればドライフードなど硬いものも食べられるようになります。
経過
術後2週間でウェットフードを食べられるくらいに回復していました。

少し口腔内の赤みが残るものの、それから1か月後には良化していました。
術後1か月半でドライフードを食べられる程度にまで回復しまし、口を痛がる様子も消失しました。
猫の口内炎は多く発生する疾患です。
重度の口内炎になってしまうとご飯が食べられないほどの痛みが出ます。
ご飯が食べられなくなってしまうことは命に関わります。
早期に治療できるよう口腔内のチェックを習慣づけましょう💡
口内炎についての詳しい説明はこちらを参考にしてください。







