症例紹介・犬

症例紹介・犬

右上顎 メラノーマ(悪性黒色腫)

犬 ミニチュアダックスフンド 15歳 避妊雌 主訴 ・口を痛そうにして・鼻汁、くしゃみが多いいる・4年前に歯科治療をしたがその後自然と歯が抜けた・3年前頃から口を気にする という主訴で当院に来院されました。 所見 口腔内は重度の歯周病を罹患...
症例紹介・犬

鼻腔内腺癌(鼻腺癌)

1か月前から1日数回鼻血が出るようになり、歯周病が原因じゃないかという事で往診専門の獣医師よりご紹介いただきました。
骨折

片側下顎骨骨折

犬 シーズー 3歳 6kg 主訴 トリミング中に台から落下したことをトリマーさんから報告されたが、その場では問題なかったため帰宅。 自宅に戻ってからずっとペロペロして口を気して、口を触ると痛がり、ご飯も食べないということで来院されました。 ...
口腔内腫瘍

猫 下顎骨 扁平上皮癌②

12歳6ヶ月 去勢雄 MIX猫 主訴 飼い主様が4ヶ月ほど前に顎が腫れていることに気付きかかりつけを受診されました。 その際に抗生剤を処方されて経過を見ていたが徐々に状態が悪化してしまったため、当院に来院されました。口を気にしたり痛がる様子...
歯内治療

犬の再生治療 歯肉欠損

犬 ミニチュアダックスフンド 9歳 去勢雄 主訴 ・無料の歯科検診で以前歯周病を指摘された・鼻汁や歯磨き後にくしゃみがでる・なるべく歯を残したい とのことで当院に来院されました。 所見 ・上顎切歯の歯肉の退行が見られたが、動揺はない・歯周病...
症例紹介・犬

棘細胞性エナメル上皮腫②

犬 ミックス 3歳10か月 去勢雄  6㎏ 主訴 1週間ほど前から歯ぐきが腫れているということで来院されました。 所見 犬歯の後ろの歯肉が腫れて表面の一部は潰瘍になっており、口蓋粘膜に浸潤している様子が認められました。 右上顎第一前臼歯は腫...
症例紹介・犬

高分化型線維肉腫 

3歳10か月 MIX犬18Kg 去勢雄 主訴 約3か月前に歯ぐきが赤く腫れてきたため、かかりつけの動物病院でCT検査、病理検査を実施されました。その際の病理検査結果は、歯肉過形成という診断でした。 慢性歯肉炎として、抗生剤や消炎剤内服、ステ...
症例紹介・犬

脂肪肉腫

犬 チワワ 12歳9か月 去勢雄 主訴 当院かかりつけの患者様で3週間前からご飯を食べるスピードが落ちているのが気になるということで来院されました。 所見 診察の際、口腔内を観察して舌を触診したところ舌根部に舌内腫瘤が認められました。 頚部...
症例紹介・犬

犬の悪性腫瘍 唾液腺癌 

12歳3か月 避妊雌 コーギー 16.2㎏ 主訴 首にしこりができているという事で来院されました。 所見 触診で左顎の唾液腺が腫れていることが確認されました。 腫れていたできものに針を刺して行った細胞診の結果から腫瘍を疑う所見が得られ、エコ...
骨折

下顎骨骨折(切断のケース)

犬 トイプードル 9歳 主訴 2週間前に階段から転落し際に顎を骨折して来院しました。 所見 レントゲン検査で下あごの両側は骨折してることがわかりました。 両側とも重度歯周病を罹患していたところに、大きな衝撃がかかり骨折したと考えられます。 ...
先天性疾患

口蓋裂

犬 ワイヤーヘアードダックスフンド 6か月 主訴 口蓋裂が見られ、かかりつけの病院さまからご紹介いただきました。 所見 診察させていただき、先天性の口蓋裂と診断しました。 二次口蓋裂で硬口蓋、軟口蓋の欠損が認められました。 この時ウエットフ...
症例紹介・犬

犬の重度歯周病 

13歳 トイプードル 主訴 口の周りを触ると痛がるとのことでかかりつけの病院さまからご紹介いただき診察させていただきました。 所見 診察時に口腔内の全ての歯に対し歯石の付着が重度であること、また上あごの犬歯、その他の奥歯から排膿を認め、口内...
症例紹介・犬

若年の歯周病

左右上あごの第一、第二切歯は骨に吸収があり抜歯し、右上あごの第二後臼歯は、今後の歯磨きが非常に大変になるために抜歯しています。
先天性疾患

外鼻孔形成術

短頭種で症状のあるわんちゃんは、軟口蓋切除と外鼻孔形成の手術を若いうちにやる事が大切です。肥満のわんちゃんも注意が必要です。
歯周病

重度歯周病

猫 ミックス 15歳 主訴 強い口臭がするとのことで当院に来院されました。 初診時の肉眼的所見として、臼歯部での重度歯石付着、歯周ポケットから排膿を認めました。 口臭の原因として重度歯周病が疑われました。 感染症の治療とQOLの改善のため歯...
先天性疾患

乳歯遺残 

犬 柴犬 1歳  主訴 かかりつけの病院さまにて歯並びが悪いとの指摘をうけたとの主訴で来院されました。 所見 診察時の肉眼的所見としては、乳犬歯がすべて遺残しており、それにり左下あごの永久犬歯が正しい位置に生えておらず、左上あごの第三切歯に...
症例紹介・犬

重度歯周病

犬 トイプードル 13歳 主訴 食欲が低下し、口の周りを気にする様子が増えたとのことで、かかりつけの病院からご紹介いただき来院されました。 診察時には口臭強く、歯ぐきがかなり下がっていたため重度の歯周病が疑われました。 細菌感染症による全身...
症例紹介・犬

腫瘍による顎骨骨折 

犬 トイプ―ドル 15歳 オス  主訴 食べ物がうまく飲み込めず、口を気にしてる、よだれが多いといことでかかりつけの病院さまからご紹介いただ来院されました。 診察時に右下のあごの腫れが重度で下あごが右側に変位していました。 レントゲンで下顎...
症例紹介・犬

歯肉腫瘤 

犬 ミックス 9歳  主訴 歯ぐきにできものができたという主訴で診察いたしました。 所見 診察時に右上あごの第三切歯を中心に1.1×1.0×0.6cmのエプリス(歯肉腫瘤)を認めました。 検査 エプリスは切歯部歯肉から唇側へドーム状に張り出...
症例紹介・犬

歯が折れた!破折

犬 フレンチブルドック 9歳 主訴 ドライフードを食べたがらない、右上の奥歯が折れているという主訴で診察させていただきました。 口の中を見てみると右上あごの第四前臼歯が縦に深く歯が折れていました。 神経(歯髄)に炎症を起こし疼痛を伴っている...
症例紹介・犬

重度歯周病

口の中を観察すると歯石が重度にたまっており歯槽膿漏の状況がひどく認められたので、全身麻酔下で歯周病治療を行いました。
症例紹介・犬

猫の若年性歯周炎

猫 ミックス 1歳 主訴 犬歯、臼歯の歯肉炎を主訴として来院されました。 所見 診察時は、下あごの犬歯を除くすべての歯で重度の歯肉の炎症が認められ、下あごの切歯は歯周病によって全て抜け落ちていました。 歯科レントゲンでは下あごの第一前臼歯、...
症例紹介・犬

眼窩下膿瘍 

11歳 トイプードル 左眼の下が腫れたを主訴として来院されました。 診察時には腫れは落ち着いていましたが、左目の下の皮膚には穴が開いて排膿していました。 口腔内の状況も悪いため歯周病によって目の下が腫れたものと診断されました。 確定診断を兼...
症例紹介・犬

重度歯周病 

13歳 ミニチュアダックスフンド 主訴 くしゃみ、鼻血が出るとの主訴でかかりつけの病院さまからご紹介いただき来院されました。 所見 すでに、上あごの犬歯には大きく歯石が溜まっており、明らかな歯肉の退縮を認められました。 診察時に見た目で分か...
症例紹介・犬

破折

犬 ミックス 5歳  主訴 家で硬いものを噛んで折れてしまったという事で来院されました。 所見 左上あごの一番大きな奥歯(第四前臼歯)がかなり縦に深く折れており、歯髄の部分が黒く変色していました。 手術 全身麻酔下で抜歯いたしました。 年齢...
口腔内腫瘍

口腔内メラノーマ(悪性黒色腫)

※閲覧注意(手術の写真が出てきますご了承の上お読みください) 8歳 ポメラニアン 主訴・所見 口臭がする、口から出血するという主訴で来院されました。 口の中を見てみると左の下あごの歯茎にかなり大きな腫瘍が認められました。 飼い主さまは全く気...
症例紹介・犬

猫のクリーニング

ついた歯石をそのままにしておくと、歯肉は炎症を起こし、顔が腫れてしまったり、中には歯の根っこが溶けて歯が勝手に抜けてしまう事もあります。 歯に痛みが出ると元気や食欲が低下する猫ちゃんもいます。 猫はわんちゃんに比べて口を触られるのが苦手なの...
症例紹介・犬

攻撃行動予防の歯科処置②

かかりつけの病院さまよりご紹介いただきました症例です。 4歳 オス ペルシャ猫 主訴は飼い主さまへの咬傷回避の為の犬歯抜歯の希望とのことです。 飼い主さまが酷く咬まれて顔や手足から流血するほどの外傷を負ってしまうため、犬歯を抜歯または短縮す...
症例紹介・犬

攻撃行動予防の歯科処置①

かかりつけの病院様からご紹介いただきました症例です。 4歳 オス ラグドール 家族への攻撃行動を示してしまうため、まずは咬まれたときに問題になる、犬歯及び切歯の全抜歯をご提案させていただき、後日全身麻酔下で歯科処置を行うことになりました。 ...
症例紹介・犬

犬の歯列矯正

かかりつけ様からご紹介いただきました。 まだ乳歯も残っているような状況で、歯が完全に生え変わる前のパピーになります。 7カ月 ミニチュアシュナウザー 左の上あごの犬歯が正常な位置から前に移動している状態でした。 いわゆる不正咬合と言われ歯並...
歯周病

犬のクリーニング

当院では多く抜歯をしなければならない重度の歯周病のわんちゃんもいれば 抜歯なしでクリーニングのみのわんちゃんもいます。 今回は当院クリーニングをした2症例を紹介いたします。 ① 5歳 トイプードル  主訴 最近口臭が気になり、口の中を見た所...
歯周病

猫の歯周病 

当院は犬はもちろんのこと猫ちゃんの歯科治療の症例も多くあります。 この記事では猫ちゃんで比較的よく遭遇するお口の異常に対して行った治療をご紹介します。 猫も犬も歯石が沢山付いていて歯肉の炎症が強いような症例では特に全身麻酔をかけての治療とな...
症例紹介・犬

歯周外科治療 part4 歯周組織再生療法

歯周外科治療 part1 歯肉切除術 歯周組織再生療法 今回のテーマは引き続き、歯周外科治療についてお話をしたいと思います。 主な歯周外科治療方法の中で、今回は 1.歯肉切除2.歯肉剥離掻把術(FOP;Flap operation)3.歯肉...
症例紹介・犬

歯周外科治療 Part3 フラップ手術 

歯肉剥離掻把術とは? 今回のテーマは引き続き、歯周外科治療についてお話をしたいと思います。 主な歯周外科治療方法の中で、今回は 1.歯肉切除2.歯肉剥離掻把術(FOP;Flap operation)3.歯肉弁根尖側移動術(APF;Apica...
症例紹介・犬

破折(断髄編)

歯が折れたことにいつ気付く? 破折に飼い主様が気付くタイミングは、 ・さっきおもちゃで遊んでいたら欠けた・おもちゃを噛んでいて嫌な音がした・口をぶつけて歯の欠片が落ちた・毎日歯磨きをしているのですぐに異常に気付いた などと、受傷後すぐに気づ...
症例紹介・犬

歯周外科治療 (Part2 歯肉弁根尖側移動術)

歯周外科治療 part1 歯肉切除術 こちらからお読みください☝ 歯肉弁根尖側移動術ってなに? 今回のテーマは前回に引き続き、歯周外科治療についてお話をしたいと思います。 前回お話させていただいた主な歯周外科治療方法の中で、今回は 1.歯肉...
症例紹介・犬

歯周外科治療 part1 歯肉切除術

歯周外科治療ってなに? 今回のテーマは歯周外科という事で少し難しい内容になります。 しかし、愛犬や愛猫の歯周病治療について考えるときにヒントになる事もあるかと思います。 まずは、下の写真をご覧ください。 OLYMPUS DIGITAL CA...
症例紹介・犬

咬耗

犬歯などほとんどの歯が短くなってしまっている症例 主訴 歯が削れているという主訴で来院されました。 所見 視診によってまず歯冠の高さが低くなっている事を確認します。 このことを咬耗(こうもう)といいます。 その後、探針(エキスプローラー)と...
口腔内腫瘍

扁平上皮癌①

猫ちゃんのお口にできたものは犬に比べ悪性腫瘍が多く、ある程度大きくならないと症状に出にくい事などをよくご理解いただきたいと思います。
症例紹介・犬

下顎 口腔内メラノーマ(悪性黒色腫)

※注意!このブログ内には手術で切除した組織の写真があります。見られる方のみお読みください! ミニチュアダックス 17歳 主訴 他院で歯周病と診断されたが、左顎の腫れがどんどん悪化しているという事で、 セカンドオピニオンを希望 検査 注射針を...