犬の歯の名称と役割
犬では通常、永久歯が42本（乳歯28本）あります。
歯を4色に分けて説明させていただきます↓
左右上顎に各々切歯（前歯）が3本、犬歯が1本、前臼歯（横の歯）が4本、後臼歯（奥歯）が2本存在します。
左右下顎に各々切歯が3本、犬歯1本、前臼歯4本、後臼歯3本存在します。
切歯…口の中に運んだり、物をかじったりする為に必要な歯です。
犬歯…獲物に噛みついたり、引き裂いたりするための尖った歯です。
臼歯…小さく先が尖っており、食べ物を飲み込めるサイズに噛み切る役割がある奥の歯です。
第4前臼歯は前から数えて4番目の臼歯で大きく、犬では硬いものを噛んだりして破折しやすい歯です。
犬の破折はこちら犬の破折（はせつ）
猫の歯の名称と役割
猫では通常、永久歯が30本（乳歯26本）があります。
歯を4色に分けて説明させていただきます↓
左右上顎に各々切歯（前歯）が3本、犬歯が1本、前臼歯が3本、後臼歯(奥歯)が1本存在します。
左右下顎に各々切歯が3本、犬歯1本、前臼歯2本、後臼歯1本存在します。
猫の歯はすべてが尖っているため形態的に虫歯にならないと言われています。
歯の役割は犬と同じですが、猫は高いところからの落下や交通事故などで犬歯が折れやすいです。
