歯みがきガムの選び方

犬と猫の歯みがき
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デンタルケアグッズの中でも犬や猫が喜んで取り組みやすいのがデンタルガムです。

今では様々な種類のデンタルガムが販売されていますが、どれを使っても同じ効果が得られるとは限りません。

今回はまず、歯磨きガムの効果と選び方について説明していきます。

歯みがき効果は?

犬猫にとって歯磨きガムは美味しく食べれて歯磨き効果も期待できるとても嬉しいおやつです。


歯磨きの効果はあるの?と質問される事が多くあります。
それに対しての答えは「YES」です。
ただし、与える物の選び方や与え方に工夫が必要です。


ガムを噛むことで奥歯(前臼歯、後臼歯)の側面が擦れることで歯垢が落ちる、上手くいけば付き始めたばかりの剥がれやすい歯石が取れる事が期待できます。

また、噛むことで唾液の分泌が促され、細菌や汚れを洗い流す自浄作用も働きます。

これらの作用によって口臭や歯周病予防につながります。


ただ、噛むのは奥歯だけなので、残念ながら前歯(切歯)や犬歯にはほとんど効果が期待できません。

歯みがきガムの選び方は?

・硬さ
ハサミで切れるものを選びましょう。
硬すぎると歯が折れたり、歯茎を傷つけてしまいます。市販で売られているものには硬いものがたくさん売られているので注意が必要です。

・弾力
弾力がある事で歯の表面にフィットして汚れを落とします。

・形状

歯垢を落としやすくなるように表面が凹凸になっていたり、ギザギザだったり、ねじり状になっていたり、線維状の構造になっていたりと様々です。

歯磨きガム 形状

また、噛み応えを良くして長い時間噛めるように2層構造になっていたり、高弾力になっていたり工夫しています。

・大きさ
大きすぎると噛みにくいだけじゃなくカロリー過多になります。小さすぎると丸呑みして喉に詰まる可能性があります。その子に体重やお口の大きさにあった歯みがきガムの選び方をしましょう。

・成分

コラーゲン線維による特殊構造により歯垢除去効果を高めたものや低カロリー設計になっていたり、歯の再石灰化に関与するカルシウム素材を配合していたり、歯石の付着を防ぐ効果のある成分を含んだりと様々です。

効果的な与え方は?

手に持ったまま噛ませると効果的に歯垢を落とせて安心して与えられます。

・歯垢を落とす為には沢山噛ませる事が重要です。
・左右両方で噛むように途中で持ち替えましょう。
・小さくなったら丸呑みしてしまう可能性があるため、最後は必要に応じて小さく切って与えましょう。

歯磨きガム 与え方

正しい与え方をすれば、歯磨きガムだけでもある程度効果はあります。

ですが、歯磨きに1番効果があるのはもちろん歯ブラシなので、その補助として与えることが良いです。
美味しさと適度な硬さや柔軟性が噛んで食べる時間を特別な時間に変えることができます。

歯みがきガムの選び方について理解しておくことが重要です。

歯ブラシの選び方はこちら

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