猫のクリーニング

症例紹介・犬
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ついた歯石をそのままにしておくと、歯肉は炎症を起こし、顔が腫れてしまったり、中には歯の根っこが溶けて歯が勝手に抜けてしまう事もあります。

歯に痛みが出ると元気や食欲が低下する猫ちゃんもいます。

猫は犬に比べて口を触られるのが苦手なので、猫のクリーニングの際は全身麻酔が必須です。

犬と違って猫は歯磨きも毎日の難しく、歯石がついていることにも気付きづらいです。

①3歳 ミックス猫

主訴・所見

かかりつけの病院さんからご紹介いただきました。

口臭がつよく、歯肉が全体的に赤くなってしまっているとの主訴で来院されました。

治療

全身麻酔下にてすべての歯をクリーニングしました。

猫のクリーニング 炎症
猫のクリーニング 炎症
経過

2週間後、1カ月後、3カ月後と検診を行いました。

自宅では次亜塩素酸水を使用し歯磨きができていて、歯石もつかず、口臭もなく口腔内は綺麗に保てていました。

② 4歳 ミックス猫

主訴・所見

3カ月前頃から口臭がきつくなり当院を受診されました。

診察時にいくつか歯肉に炎症が確認されました。

猫 クリーニング 治療前 
治療

抜歯はなく全身麻酔下でクリーニングのみを行いました。

猫 クリーニング 治療
経過

全身麻酔下でクリーニング後、2週間後、3カ月後、半年後、1年後と検診を行いました。

<1年後>

猫 クリーニング 治療後

お家で歯磨きができる猫ちゃんなので1年たっても歯石はほとんど溜まらず、歯肉にも炎症はありませんでした。

猫は犬より自宅での毎日の歯のケアは難しいですが、

若いころから歯磨きに慣れて、継続することが大切ですね。

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