抜歯

症例報告

ご飯を食べる時痛がる症例

9歳 フレンチブルドック ドライフードを食べたがらない、右上の奥歯が折れているという主訴で診察させていただきました。 口の中を見てみるとに右上あごの第四前臼歯が縦に深く歯が折れていることから、神経(歯髄)に炎症を起こし疼痛を伴...
症例報告

歯周病による食欲低下

10歳 チワワ 食欲低下が歯が原因ではないかとの主訴で来院されました。 正面から見たところ下あごの左側のくちびるが下がっているように見えましたが、下あごの骨を触診した所明らかな腫大や動揺は認められませんでした。 口の中を...
症例報告

眼の下が腫れた症例

11歳 トイプードル 左眼の下が腫れたを主訴として来院されました。 診察時には腫れは落ち着いていましたが、左目の下の皮膚には穴が開いて排膿していました。 口腔内の状況も悪いため歯周病によって目の下が腫れたものと診断されま...
症例報告

歯が折れて抜歯をした症例(破折)

5歳 ミックス犬 家で硬いものを噛んで折れてしまったという事で来院されました。 左上あごの一番大きな奥歯(第四前臼歯)がかなり縦に深く折れており、歯髄の部分が黒く変色していました。 年齢的に歯を残してあげたいのですが、以...
症例報告

攻撃行動予防の歯科処置①

かかりつけの病院様からご紹介いただきました症例です。 4歳 オス ラグドール 家族への攻撃行動を示してしまうため、まずは咬まれたときに問題になる、犬歯及び切歯の全抜歯をご提案させていただき、後日全身麻酔下で歯科処置を行うことに...
・歯周病

クリーニングのみの症例(犬)

当院では多く抜歯をしなければならない重度の歯周病のわんちゃんもいれば 抜歯なしでクリーニングのみのわんちゃんもいます。 今回は当院クリーニングをした2症例を紹介いたします。 ① 5歳 トイプードル  最近口臭が気に...
口の病気辞典

挺出(ていしゅつ)

高齢の猫では歯が挺出して口が閉じれなくなってしまうことがあります。 この疾患は犬で見られることはなく、性別や品種は関係なく猫だけに認められます。 上顎犬歯に多く、下顎犬歯にも認められることがあります。 猫の犬歯が慢性歯周...
口の病気辞典

難治性口内炎(なんちせいこうないえん)

難治性口内炎とは 猫の難治性口内炎は現在、「歯肉口内炎」や「尾側口内炎」(Feline Gingivostomatisis)と定義される猫ちゃん特有の病気であり、QOLを著しく低下させる代表的な疾患です。 この疾患は歯周病で起...
口の病気辞典

変色歯

変色歯とは 診察していると「歯の色がおかしい」という主訴で来院されることがあります。 変色歯とは、下の写真の様な状況をいいます。 原因 歯の変色の原因は大きく分けて外因性のものと内因性のものに分ける...
口の病気辞典

咬耗(こうもう)

咬耗とは 歯が徐々に削れて歯冠(しかん)の高さが低くなってる状況を咬耗と言います。 通常は、徐々に発生する為、歯の中心にある歯髄は自らを守ろうと象牙質が形成され、歯髄が外界に露出する事(露髄)がありませんが、急速な咬耗によって...
口の病気辞典

乳歯遺残(にゅうしいざん)

乳歯遺残とは 乳歯遺残とは生後7ヶ月を過ぎても乳歯が抜けずに残った状態をいいます。ただし、生え変わりの時期には個体差があるため、診断するためには切歯、犬歯、臼歯すべての歯の状況を見て、総合的に評価する必要があります。 乳歯遺残...
・破折

歯が折れてしまったら?

折れやすい歯は? 犬や猫の歯が折れることを破折といいます。 破折とは? 折れるのは主に上あごの第四前臼歯、犬歯ですが、稀に下あごの第一後臼歯が折れる事もあります。 第四前臼歯は裂肉歯と言って肉食...
口の病気辞典

犬の破折(はせつ)

原因 犬は硬いものを奥歯で噛むことで歯が折れます。 稀に、大型犬では石を中に入れた物や間違って石を投げてそれを口でキャッチして犬歯が折れたり、金属のケージを噛んで犬歯が削れて折れる事もあります。 折れるのは主に上あごの第...
口の病気辞典

歯周病

歯周病とは 歯周病は、口の中にいる細菌が繁殖する事で歯を支える歯周組織に炎症が起こっている状態です。 歯肉の炎症だけの歯肉炎と歯槽骨まで破壊が進行した歯周炎に区別されます。 下図の一番左(健康な歯肉)の絵以外を全て含めて...
口にまつわる病気

猫のお口の中が真っ赤!

難治性口内炎とは?こちらをご参照ください。 症例:4歳 ミックス猫 とっても痛そうなお口ですよね。猫ちゃんは我慢強いですね。 今回は難治性口内炎と診断し、全顎抜歯の処置になりました。 ...
口にまつわる病気

猫の口腔内腫瘍

猫ちゃんに多い扁平上皮癌とは? 猫ちゃんでも腫瘍発生部位として4番目に多く、全腫瘍の3%を占めます。 犬と異なるのは、猫ちゃんで口の中に“できもの”ができた場合、その7〜8割が扁平上皮癌と言われる悪性腫瘍だという事です。 ...
・口腔内腫瘍

犬の口腔内腫瘍 Part1棘細胞性エナメル上皮腫

※注意!このブログ内には手術で切除した組織の写真があります。見られる方のみお読みください! 口腔内腫瘍は部位別発生頻度が第4位! 当院では歯科、口腔内の診察を専門的に行っているため、「口腔内腫瘍」を診断、治療する事が多くありま...
・乳歯遺残

乳歯が抜けなかったら?

乳歯が抜けないことを乳歯遺残(にゅうしいざん)といいます。 症例①6カ月 ミニチュアシュナウザー 乳歯が抜けず残ってしまった症例をご紹介します。 上顎と下顎の犬歯が遺残しているのがわかります。 (細...
・歯周病

歯の色が変?

変色歯とは→変色歯 こちらを参考にしてください。 症例:3歳 トイプードル 歯周病の治療の為全身麻酔をかけて治療をし、下顎の歯に変色が認められました。 歯髄疾患が疑われたため、歯のレントゲンを撮影しました。 ...
・歯周病

30kgオーバー!大型犬の歯科治療

当院に来院されたボルゾイのグラミーちゃん、体重35kgの男の子です。 ボルゾイは体高がすごい・・そして大きい・・ 歯科治療台からはみ出てます・・ しかし、いくら大きくても治療は一緒です。ただ、歯もとても大きいです! ...
・歯周病

子犬でも歯周病になるの?!

若くても歯周病になる!? 歯周病とは?→歯周病  歯周病は高齢のワンちゃん、ネコちゃんだけの病気ではありません。 若いから歯周病にはならない。・・・ではないんです! 若くても歯磨きをしないと歯周病になるという事をこ...
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