歯磨きジェルの使い方

口にまつわる病気
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歯磨きをする時に歯ブラシに歯磨きジェルを付けて磨くと考える方が多いと思いますが、、、

実はそうではありません。

それは「人の歯磨き粉」≠「犬猫の歯磨きジェル」だからです。

人は口をすすぐ事ができますが、犬猫ではそれができないため一般的に飲み込んでも無害な物しか含まれないという事がこの違いの大きな理由です。

つまり、人の歯磨き粉に含まれる殺菌成分や研磨剤、口臭予防成分などは基本的に含まれていないという事になります。

その状況で一緒に使って磨くメリットはかなり少ないと考えられます。

むしろ、歯磨きをする時に甘い味がしてペロペロと舐めたり口を動かす事で歯磨きがしにくくなってしまうことがデメリットにもなります。

当院では歯磨きが終わった後に口がすすげない犬猫には歯ブラシを水ですすぎながら磨く事を推奨しています。

歯磨きで大事なのは歯ブラシの毛先を使って歯垢を物理的に除去することが大切だからです。

その為、ジェルを歯ブラシに付けて磨くのではなく、歯磨きが終わった後綺麗になったらジェルを塗るようにしましょう。

もちろん、そのジェルは歯周病に効果があるものを選ぶことが大切で、なんでもいいというわけではありません。

選び方はこちらを参考にしてみて下さい。

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